ガムとニコレットの違いは

タバコが健康に悪いというのは、多くの人が知っていることです。
タバコの煙には、化学物質が4000種類以上含まれていて、そのうち発がん性物質は60種類もあるのです。
タバコの3大成分といえば、タールと一酸化炭素とニコチンです。
タールには発がん性物質が含まれていて、特に呼吸器系の病気やがんとの関係が深いと考えられています。
一酸化炭素は、体の中に入ると、ヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させます。
そして、酸素欠乏を引き起こすのです。
ニコチンは、脳の中枢神経に作用し、胃の収縮力を低下させます。
健康に悪いからタバコを止めようと思っているのに、止められない人は非常に多いです。
なぜ止められないかというと、身体的依存と心理的依存があるからです。
2つの依存のために、禁煙すると様々な離脱症状が起こってきます。
依存を克服するための療法のひとつが、ニコチン置換療法です。
ニコチン置換療法で有名なのがニコレットです。
ニコレットは、医薬品で、ガムとは違います。
ガムと同じように噛むのではなくて、正しい噛み方をマスターする必要があります。
ニコレットは、1回1個を使用します。
シートからニコレットを取り出したら、ピリッとした味を感じるまで、ゆっくりと15回程度噛みます。
その後、歯茎と頬の間に1分以上置きます。
これを約30分から60分繰り返します。
その後、ガムを紙などに包んで捨てます。
禁煙に慣れてきたら、1週間単位でニコレットの使用を1個から2個減らしていきます。
禁煙補助剤には、パッチ型のものもありますが、ニコチンの過剰摂取になる可能性があるため、ニコレットとの併用はできません。
また、病気の治療を受けている人は、ニコレットの使用前に医師や薬剤師に相談する必要があります。